ハイカット履くの面倒
スニーカー好きの方は、ハイカットスニーカーの紐を結ぶ作業が苦にならなかったり、むしろ、楽しみを見出したりするようだが、筆者は怠惰なので、普通に面倒だと感じる。
そのため、コンバースのハイカットを買った時は速攻で靴ひもを伸びるタイプに交換するのだが、毎回何cmを購入するか悩む。ということで、ダイソーで買える2種類を両方とも試してみた。
購入品

DAISOの「のびる靴ひも」という商品を買ってきた。
カラーは白・黒、長さは100cm、120cmがある。今回は100cmの白と、120cmの黒を用意。
条件
オールスターRリフテッドHIを入手したので、こちらで検証していく。
筆者は普段27.5cmのコンバースを履くことが多いが、これは28cmでいつもより大きめ。その分紐は少し締め込んで履いている。
ちなみに、標準の靴ひもの長さは実測より140cmだと思われる。
100cm

白い方がゴム紐である。6ホール目までであれば、100cmがちょうどいい具合だ。

7ホールまでが結べる限界で、これでもかなり短く感じる。
100cmの靴ひもはハイカットでも6ホール目までしか通さない人であれば問題ない。
120cm

120cmの紐に交換した。(左足のみ)6ホールまでだと少し長く感じる。

8ホールまで通せたが、標準の140cmと比べてと少し短い。
7ホールがバランスがいいところだろうか・
脱ぎ履きのしやすさ
以前購入した”よく伸びるタイプ”と比べると、あまり楽ではない。
予め緩めに結んでおけば簡単に脱げるが、それでは靴紐として用をなさないため、微妙だ。
↓を別のオールスターHIに使っているが、こちらは簡単に脱いだり履いたりできた。
物性上の問題
ゴムであるため、厳密にはバネと同じ式にはならないが、ゴム紐も長さによって弾性力が変化する。
F=kx : フックの法則
足を締め付けるためにはある程度の力が必要であるが、ゴム紐の場合は伸びが0に近い時にその力が弱くなる。
そのため、しっかりと足を固定するためには、常にある程度伸びた、テンションのかかった状態にしておく必要がある。
要するに、足が動かないように締めると、常に縮む力がかかった状態になるので、締め付けを感じて快適ではない。
これは伸びるタイプの靴紐の問題点であると言えるだろう。
面倒で履かないよりはいい!
靴紐を適正に締めたときと比べると、履き心地は劣るが、履くのが手間という理由だけで敬遠しがちなハイカットスニーカーを気軽に履くことができるので、おすすめだ。
もっとも、最初からサイドジップモデルを買うのがベストかもしれないが……
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